ITパスポートに合格できたのでその勉強方法などの話です。
勉強期間は6ヶ月で、約120時間程度でした。
ギリギリの点数でしたが、合格できたので振り返りです。
■ITパスポート試験に向けて取り組んだことと、教材など
①書籍1冊【ITパスポートテキスト&問題集】
毎度お世話になります翔泳社さんの書籍1冊だけ使用しました。
まずはこの本の内容を初めから最後のページまで読み通しました。
本文はもちろん、小さい文字の注釈まで、書いてある内容を全部読み、練習問題も分からないなりに答え、解説を読む。
ただし、そこまでするのは1回だけです。
あとは時々気になるところをちょっと読む程度。
この作業はITパスポートの出題範囲や内容を全体的にぼんやりにでも感じるための作業だったので、ベッドで寝転びながらでもいいので、ボソボソとつぶやき(目で追うだけだと文字を見るだけで読み飛ばしている可能性があるので)、音読で出来るだけ素早く済ませます。
それでも1週間くらいかかりました。
②書籍に付録の【Webアプリ】
書籍には読者特典としてWebアプリがあり、そちらも活用しました。
スマホにWebからダウンロードをして書籍の各章に対応した過去問があり、選択式の正誤判定と問題の解説まで見ることができます。
注)アプリには使用期限があるので、書籍購入の際は必ず最新版を!
アプリの問題もサクッと、ひとまず全て通しで行って、今の自分の実力を数値で確認します。
後は、ちょっと時間があるとき、休憩時間など5分だけとかで1~2問くらい適当に問題をやります。
一度正解してもまぐれの場合があるので、同じ問題でも何度も繰り返します。
毎日、でも無理しない程度に気が向いたらやる感じです。
③ユーチューブ試聴
ユーチューブにもたくさんのITパスポートの過去問を解説する動画がありますので活用させて頂きました。
自宅で問題の解き方をじっくり見たり、通勤途中に聞き流したりと、過去問を解くのに疲れてきたら動画を使って自分に過去問題を浴びせかけてました。
④「iパス」ITパスポート試験の公式Webページ
ITパスポートの受検申込みや合格発表など行っている公式Webページに【CBT疑似体験ソフトウェア】というのがあり、ほとんど本番で使用する試験画面で公開問題を体験できます。
ソフトをPCにダウンロードして使用します。
問題も100問あり、開始ボタンを押すと2時間のカウントダウンが始まります。
残り時間が無くなったら強制終了して採点されます。
まったくもって本番試験ですねこれは。
自分は試験前1ヶ月くらいで直近の過去試験5回分をやってみて、100問中85~90問(以上)正解出来るようにして、本番に臨みました。
■いざ試験
試験は会場のPCで行いますが、疑似体験ソフトをやってきているので特に迷いや緊張感はなかったです。
ただ、携帯はもちろん荷物を全てロッカーに入れて取り上げられてしまったので、開始までの数分間がヒマで苦痛でした。
疑似体験ソフトでは100問回答して残り20分くらいには出来たのですが、本番では途中の50問終わった時点で残りが60分と、かなり焦りました。
そして最後の問題を回答したとき残り時間3分でギリギリ。見直す時間もなく終了となりました。
画面が試験終了に変わり、得点が表示されたとき、なんとか600点を超えていてギリギリ合格点でした。
・・・のはずですが、本当にこれは合格なのか?
正式な合格発表は約1ヶ月後なのでそれまではまだ喜べないのでは?
などと色々思いを巡らせて放心状態でいたところ、「終了ですよ」と声をかけられ、慌てて終了ボタンを押したのでした。
最後に
試験は選択式なので早く終わらせようとすればいくらでも早くできます。
なんなら1時間くらいで終わらせて会場を後にすることも出来ますが、合否もその場で出るようなものなのでそんな勇気は無かったです。
とにかく暗記する事が多いので、いかに暗記問題で、得点を稼ぐかでした。
答えの選択肢のうち確実に分るものは良いとして、迷うものは消去法でどれだけ選択肢を減らせるか。
時間も限られる中、計算問題やプログラムなどもあるので疲れましたが、とにかく結果が残せて一安心。
ということで、これからITパスポート試験を受ける人、受けてみたいと考えている人などに何か役立つところがあれば幸いです。
注)アプリには使用期限があるので、書籍購入の際は必ず最新版を!
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